RNA MEDICINE

RNA医薬を目指して

生物の遺伝情報はゲノムDNA中に保存されています。その情報はメッセンジャーRNAに託され、そこから数万種類ものタンパク質が合成されます。 これらDNAやRNAは従来「核酸」と呼ばれ、遺伝情報の運び屋として研究されてきました。
しかしながら、近年、核酸化学の進展に伴い、RNAなど核酸自身が、新しいタイプの医薬品としてとして活用されるようになってきました。そのようなRNA医薬は、低分子医薬や抗体医薬に続く次世代型医薬品として注目を集めています。
ジーエフ・ミレ社では、医薬品として優れた配列のRNAを選抜し、化学修飾を加えて合成し、副作用の少ないRNA医薬の完成を目指して、癌やウイルス、免疫の分野で、挑戦を続けています。このため、国内外の多くの研究機関と広く共同研究を行い、知財をかため、情報収集につとめると共に、米国やカナダの協力企業と提携して、自社開発中の医薬品候補について大手製薬会社と臨床研究を組めるよう紹介活動を続けて参ります。

siRNA型人工核酸医薬

GF Mille人工核酸各種